普段の生活に欠かせない文房具「はさみ」。
学校や職場、家庭内などあらゆる場面で必須アイテムです。そんな「はさみ」の英語はscissors。知っている人も多いですよね!
でもscissorsの発音は合っていますか?
- 『はさみ』の発音が分からない!
- 『これはハサミです』ってthis isが使えるの?

では順に見ていきましょう!
scissorsの発音

シザーズです!
シザースは間違い× だから、気を付けよう!
『これはハサミです』は英語で?
『これはハサミです』は英語でThese are scissorsです。

何言ってるの?”これは”だからThis isよ!

いえ、”これは”であってもThese areです。
どうしてthese areを使うの?
ハサミは、刃が二枚あってハサミです。
だからscissorsなんです(複数形を表すsが付いている)!
2枚あって1つを表すので、『これはハサミです』と言う時は、These are scissors.(これらはハサミです)と言わないといけないんです!

ちなみに、glasses(メガネ)やsocks(くつした)も同じように考えます!
『これらはハサミです』は英語で?
scissorsはすでに複数形なので、『これはハサミです』はthese areを使わないといけません。
では、『これらはハサミです』は一体英語でどう言えばいいのでしょうか?

「これらはハサミです」もThese are scissorsと言います!

え。それなら区別つかないじゃん!?

んー、でもこういう風に言うシチュエーションって相手に見せながら言っている時だと思うんですよね。だから、目で見て分かるし同じ言い方でも何ら問題はないんです。

でも、もしメッセージ上で区別をつけたい時はどうするの!?どうしても”ハサミが一つなのかもっとあるのか”を伝えたいのよ!
個数の区別を付けたいときはどうするの?
どうしても個数の区別を付けたいときは、pair ofを使います。
例えば、
- ハサミが一つあります。
- There is a pair of scissors.
- ハサミがいくつかあります。
- There are pairs of scissors.

a pair ofとかpairs ofって何?

pair of は”対になっているもので1つのものとして成り立っているもの”に対して使います。
例えば、『くつ』は両足でワンセット(2つで1つのペアとして数える)なので、pair ofを使います。
- 2足のくつ ー two pairs of shoes
- 1足のくつ ー a pair of shoes
どうして『ハサミ』にpair ofを使うの?
でもどうして『ハサミ』にpair ofが使われるのでしょうか?『ハサミ』は『くつ』と違い、単体で使用できますよね?
そう思った方、忘れていませんか?
『ハサミ』は刃が2枚(刃のペア)あってやっと『ハサミ』でしたよね!?
だから、pair ofで数えることができるんです!

あ、そっか!ハサミも刃のペアだ!

ちなみに、『いくつかのハサミ』は、some pairs of scissorsのようには言いません。

そうなの?どうして?

scissors自体が複数形なので、ここにまだsomeのような複数を表す単語を入れてしまうとちょっとおかしいんです。なので、pairs of scissorsで十分!

へー!そうなんだ!
日常生活で使う文房具の英語
最後に、普段よく使うけど案外英語で言えない文房具などを紹介します。
- ペン pen
- 鉛筆 pencil

日本語では鉛筆のこともペンと言えますが、英語は使い分けよう!
- ホッチキス stapler
- 爪切り nail clippers
- 電卓 calculator
- セロテープ sellotape

セロテープは、イギリスやアイルランドではsellotape(ブランドの名前)を使いますが、clear tapeやscotti tapeを使う国もあります!国によって違う「掃除機」の英語と同じですね!
まとめ
- ハサミの発音はシザーズ!
- 『これはハサミです』はThese are scissors!
- 『これらはハサミです』もThese are scissors!
- 個数を伝えたい時は pair ofで数える!
いかがでしたでしょうか?
『はさみ』scissorsの発音は気を付けたいですね!
また、scissorsは複数形で扱われるので、『This is』などが使えない点も抑えておきましょう!
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